キングオブコントは、毎年日本中のお笑いファンが注目する、コントの日本一を決める大会です。2008年にスタートして以来、多くの個性豊かなコンビやトリオが王者に輝いてきました。本記事では、歴代の優勝者とその魅力について振り返ってみましょう！
歴代王者一覧
以下に、2008年からのキングオブコント歴代王者をまとめました。彼らの優勝時のパフォーマンスや特徴にも注目しながらご覧ください。
2008年：バッファロー吾郎
記念すべき初代王者は、実力派コンビ・バッファロー吾郎。長年のキャリアで培った独特のテンポとシュールな笑いが評価されました。
2009年：東京03
細かな人間関係や感情の機微を描く、東京03のコントは、まるで短編ドラマを見ているようなリアルさがありました。特にサラリーマンの日常を切り取ったネタが、多くの視聴者の共感を呼びました。
2010年：キングオブコメディ
ストーリー性とシュールさが融合したキングオブコメディのコントは、一度見たら忘れられない独特の世界観が魅力的でした。繊細な演技と緻密な構成が優勝の決め手に。
2011年：ロバート
彼らは、個々のキャラクター性と独自の発想で、観客を常に爆笑の渦に巻き込みました。特に、秋山竜次さんのキャラクターづくりが際立つ作品が多く、ロバートらしい奇抜な世界観が印象的です。
2012年：バイきんぐ
シンプルかつインパクトのある設定で、強烈な笑いを生み出したバイきんぐ。小峠さんの「なんて日だ！」のフレーズが話題を呼び、コントの内容も幅広い層に受け入れられました。
2013年：かもめんたる
ダークでシュールな世界観が特徴のかもめんたる。人間の狂気や不条理をテーマにしたネタが多く、独自のスタイルが評価されました。シリアスとコメディの絶妙なバランスで異彩を放ちました。
2014年：シソンヌ
日常の些細な出来事やズレをテーマにしたコントが得意なシソンヌ。じわじわと笑いがこみあげてくるスタイルが観客を魅了し、独自のテンポ感で王者に輝きました。
2015年：コロコロチキチキペッパーズ
テンションの高いパフォーマンスと個性的なキャラクターで一気に注目を集めたコンビ。ナダルさんの「やっべぇぞ！」というフレーズが大ヒットし、ユニークで勢いのあるコントで優勝を勝ち取りました。
2016年：ライス
長い下積み時代を経て、ついに王者に輝いたライス。彼らのコントは、細やかな設定と伏線の回収が絶妙で、観客の期待を裏切るオチが毎回新鮮でした。
2017年：かまいたち
漫才でも有名なかまいたちですが、コントでも実力を証明。日常をテーマにした共感性の高いネタと、独特のキャラクターが織りなす絶妙な掛け合いが光りました。
2018年：ハナコ
フレッシュな感性と勢いのあるパフォーマンスで、キングオブコントの王者に。見た目のインパクトとテンポの良いコントで若年層からも絶大な支持を得ました。
2019年：どぶろっく
歌ネタで有名などぶろっくが、キングオブコントでもその実力を証明。「大きな一物」という破壊力抜群の歌ネタで会場を爆笑の渦に巻き込み、見事王者に。
2020年：ジャルジャル
独特な発想力と、テンポの良い掛け合いで長年にわたり活躍しているジャルジャルが、ついに悲願の優勝。彼らの「クセが強い」ネタは多くの視聴者を魅了しました。
2021年：空気階段
体を張った演技と独自のコントスタイルで、視聴者と審査員を惹きつけた空気階段。特に水川かたまりさんと鈴木もぐらさんのコンビネーションが見事でした。
2022年：ビスケットブラザーズ
2022年の王者、ビスケットブラザーズは、パワフルな演技と予測不能な展開で会場を大爆笑に導きました。勢いとキャラクターを生かしたネタが高評価を受けました。
2023年 : サルゴリラ
2023年は、サルゴリラが優勝し、合計964点という大会史上最高点を叩き出しました。彼らは、結成7年目で初めての優勝を果たし、その独特な発想とテンポで観客と審査員を魅了しました 。
• 2024年: ラブレターズ
2024年には、ラブレターズが5度目の挑戦で悲願の初優勝を果たしました。13年越しの優勝は感動を呼び、特にツッコミの塚本さんは、自身のファンであるジュビロ磐田をテーマにしたコントで大いに盛り上がりました。
- 歴代王者から見るキングオブコントの魅力
3:歴代王者から見るキングオブコントの魅力
キングオブコントの歴代王者たちは、それぞれ個性豊かで、独自のスタイルを持つコンビやトリオばかりです。彼らが織りなす多彩なコントの世界は、お笑いファンのみならず、幅広い層に愛されています。また、優勝者はその後、テレビや舞台でさらに大きな活躍を見せることが多く、キングオブコントはお笑い界における登竜門的存在としても重要な大会です。
キングオブコントの歴代王者たちは、それぞれが独特の世界観や笑いのスタイルを持ち、毎年新しいトレンドを生み出してきました。今後もどのような芸人が新たな王者として輝くのか、目が離せません。ぜひ、お気に入りのコンビを見つけて、彼らの今後の活躍を応援してみてください！